FAVORITE CD

個性豊かなEMBGのメンバーたち・・・
彼らをそんな風にしてしまった名盤をご紹介します。
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さや(^-^)

ハイカラガール/capsule
いまやあられもない形で有名になってしまった中田ヤスタカがやっているユニットの1stです。一言であらわすとダサいです。とてもダサいですが、時々無性に聴きたくなります。その後の様々なテイストの変化というのでしょうか、その全ての面がこの一枚に詰まっているような気がします。capsuleは歌詞を言葉として聴いてはダメ。音のひとつとして聴くといい言葉の選び方をしているなーと思えます。

The Great Unwanted/Lucky Soul
かなり新しいイギリスのバンドです。カーディガンズの豪華版といったところでしょうか。楽しくてかわいくてさわやかで、でもそれだけじゃないちょっといじわるな音楽ってやっぱり好きですね。こんなにキラキラした声を出せる人がいるのかと思うとため息が出てしまう。これからが楽しみなバンドです。

Three Street Worlds/Two Banks Of Four
おそらくジャンルでいうとクラブジャズのユニットで、アシッドジャズの影響を受けているとかなんとか。ジャズ詳しくないのでそこら辺は全くわかりませんが、とにかくかっこよくて大好きなアルバムです。ハイレベルな生演奏だったり打ち込みが入ったりエフェクトがかかったり、さらに暗いのか明るいのかわからないごちゃまぜになった感じが、気持ち悪い心地よさを誘います。あーこれは言葉じゃ説明できないね。

requests!/Cymbals
Cymbals は全世界でいちばん好きなバンドで、アルバムは選べないのであえてライブ盤を取り上げました。CDにしても全く演奏のクオリティが落ちないのはさすがです。うねうねのベースとパンクばりのタム回しのドラムに重なるウィスパーボイス、そこから生まれる空間はやっぱりCymbalsにしか生み出せないなーと思わせてくれる一枚。解散する前に出逢いたかったなー

桜の木の下/aiko
aikoって歌詞とか歌声とか人間性が評価されることが多いけど、私は演奏を聴くのが本当に好きで、どんな楽器も一番と二番で絶対同じことはしないし、それぞれが主役ばりに演奏してるのに調和してるし、そういうバンドでとっても大切なことを100をゆうに超える全ての楽曲でやっているから本当にすごいと思います。バンドサウンドに目覚めるきっかけを与えてくれた名盤。でも、カップリング集が出たらそれが全宇宙でいちばん好きなアルバムです。

マスオ

1.サッポロOMOIDE IN MY HEAD 状態/ Number Girl

ナンバガではじめて聞いた音源。ナンバガで一枚選べといわれたら、オリジナルアルバムはどれも甲乙つけがたいので、初めて聴いて衝撃を受けたこれで。受験の日は、OMOIDE IN MY HEADを出町柳から聴いてテンションあげました。ラストライブを収録したライブアルバムですが、殺伐とした空気感にしびれます。解散してから知った僕は、是非、西部講堂でライブを見てみたかった。向井秀徳はやっぱり凄いお方やと思います。一番好きなバンドです。

2.Mirrored / Battles

New Yorkの変態テクニシャン集団Battlesの2007年のアルバム。前作に比べ、Tyondaiのボーカルが加わって、Popで聞きやすくなったと思います。2007年FUJIでのベストライブアクトに選ばれたとか。You Tubeで見て度肝抜かれました。ギターやベース弾きながら、鍵盤も操る彼らは素敵ですが、生い立ちがとても気になります。来日公演、見に行かなかったことが悔やまれる。残響レコードのインスト系バンドが好きな人は好きな気がします

3.Pinkerton / WEEZER

初期WEEZER のアルバムはどれも名盤やと思いますが、このPinkertonは別格やと思います。天才リヴァース・クオモ(ハーバード大)の苦悩を詰め込んだようなアルバム。Blue Albumから更に、磨きのかかったひねくれ具合、たまりません。マジで捨て曲なし、全曲切な過ぎる。特にAcross the sea。やっぱりMatt Sharpが居た頃が一番好きです。6月頃に出るらしい新しいアルバムにあわせて、サマソニとか来てくれへんかなぁ。

4.Gotham! / Radio4

New Wave Revival系のアルバムを一枚入れたくて、Bloc Party, The Futureheadsとかと悩みましたが、月並みなので、ベースの音が好きなこれにします。Radio4は他のポストパンク系のバンドに比べ、ファンキーな感じがします。Gang of fourの影響を存分に受けてる気がします。Eyes Wide Openとかダンサブル過ぎて死にそうです。The Futureheadsは僕以外に好きな人見たことないです。あのひねくれpopな感じが、個人的につぼなんですが。

5.卒業アルバム / ガガガSP

僕の青春はやっぱりガガガです。何をしてもうまくいかなかった中学時代、ガガガに救われました。切なくて、暑苦しくて、ダサすぎる。けど、あんなにかっこつけず、真っ直ぐな言葉で弱い自分をさらけ出せるバンド、他に居ないような気がします。「オラァいちぬけた」も名盤です。「国道二号線」や「晩秋」を聞いただけであの頃のしょっぱい気持ちがこみ上げてきます。一時期はガガガを聞くと昔を思い出すので避けていた時期もありましたが、今聞くとやっぱり何か感じるものがあります。コザック前田の言葉、「死ぬまで生きてやろうじゃないか」は僕の生き方にさえ影響を与えた気がします。


SIAM SHADE? / SIAM SHADE

僕の中で最高の演奏力を誇るバンドです。評価がイマイチされないままに解散したのは惜しいことです。G3日本公演でゲスト参加したDAITAの技術と表現力は神。1枚目4曲目「Shangri-la」はめっちゃしぶかっこいい。2枚目「MOON」→「せつなさよりも遠くへ」→「I am I」の流れはすごすぎる!

イデアの水槽 / GRAPEVINE

中学生くらいから聴いてる。年を重ねるごとに味が分かってくるのがこのアルバムのよさ。聞ける曲が増えてくるって感じ。11曲目「公園まで」を聴いて河端通りを走ってるとものすごい郷愁を感じる。1曲目「豚の皿」のアメリカ資本主義を皮肉った歌詞センスには脱帽。

MODE / TRIX

フュージョンバンド。T-SQUAREでおなじみのベースの須藤満はマジ変態。1曲目「くりくり」のコード進行の面白さ、4曲目「Glass Island」の5曲目「小樽」の壮大さ、ロックな9曲目「Road Star」などなど多方面に展開していく独特の雰囲気がなんともいえません。ライブにもいったけどメンバーが終始コミカルで遊んでいるかのように演奏するくせに演奏がかっちり合ってるのが実にすごい。

イツカ・トワ・セツナ / セツナブルースターズ

岡村くんすみません、が最近聞いてあまりにも捨て曲のないアルバムで聞き込んでいるので載せます。僕的にはGRAPEVINEを哀愁たっぷりにしてテクニカルにしたバンドだと思っているんですが、なんか歌詞がリアルというか等身大というには微妙なんですがなんともいえない。4曲目「才能」かっこよすぎる!!!

ALL!!!!!! / 100s

最後はポップで。とにかく1〜4曲目の疾走感がとても爽やか。4曲目「なぁ、未来」のPVを見るとなぜか玉田さんがロクタゴンのクラッシュシンバルを使っている!!!これは珍しくて注目せずにはいられないのはどうせ僕だけですよねー。1枚目OZの評価が異常に高いけど僕はこっちのほうが断然好きで、いつかコピバンやりたいなぁ。。。

おかむら

1.Blankey Jet City / BANG!

僕がおそらく生涯で最も愛するであろうバンドの最も好きな2nd。ジャケットも歌詞も曲も全てが殺伐とした緊張感に包まれた最高のロックンロールのアルバムです。やっぱりブランキーは最高です。今でもライブDVDを見て泣きます。だってかっこよすぎるから。

2.Thee Michelle Gun Elephant / Rodeo Tandem Beat Specter

「パーティは終わりにしたんだ」。t.A.T.uがMステをドタキャンした時に2曲やった奇特なバンドの6th。暴力的でありながらどこか暗さとか冷たさもあって、バンドが解散に向かって進む中での焦燥感とか虚無感とかが滲み出ているようです。なんで好きなバンドに限ってすぐ解散してしまうん?

3.Radio Caroline / Dead Groovy Action

中年ロックンロールバンドの1st。ウエノのベースが1番暴れまくっているアルバム。彼は憧れのベーシストの1人です。ライブでPATCHが投げた空き缶をキャッチして、絶対僕に投げたって!!とドキドキしたけど、ライブ終了後に清掃員のおばちゃんに回収されて捨てられたのは良い思い出。活動休止は本当に惜しい。みんなロックンロールやろうぜ!!

4.セツナブルースター / 「二十歳」より

「刹那」なのか「切な」なのか。青春バラード(?)バンドの2nd。1stの荒削りなロック調の要素と、3rd以降の哀愁漂うバラード調の要素が共存する名盤。若さ故の爽やかさもあるけど、聴いていると鬱になるのは、ボーカルの独特の歌い方と妙にリアルな歌詞のせいなのかな。リズム隊もクソ巧くて、本当に解散が惜しいバンド。絶対名前で損してたって!!ダサすぎるやろ。

5.Sons&Daughters / This Gift

ついに5枚目。ここでマッドとか黒夢とかを挙げてしまうと、全部邦楽になるし、何より全部解散or活動休止中のバンドのものになってしまうため、さすがに救いないなーってことで Sons&Daughtersです。スコットランドのガレージバンドなのですが、ヘタウマ系女性ボーカルとオッサンのコーラスの組みあわせがめちゃくちゃかっこいい。ガレージ系のバンドは女性Voの方が殺伐として好き。Detroit7とかLAZYgunsBRISKYが好きな人は気に入るんじゃないでさうか。今最も新譜を心待ちにしているバンドの1つです。

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