FAVORITE CD

個性豊かなEMBGのメンバーたち・・・
彼らをそんな風にしてしまった名盤をご紹介します。
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髙木

The Reason / Hoobastank

アナザースカイのBGMとして表題曲の「The Reason」が使われていていたことがきっかけでこのバンドにはまった。このアルバムはビールのcm曲として有名な「Just One」を筆頭にジャンルバラエティ豊かに収録されている。ちなみにボーカルのダグは日系人で、元ベーシストの奥さんは日本人など、とても日本にゆかりが深いバンドでよく来日している。多分今年も来日するよ。


Toxicity /System of a Down

ニュー・メタルの大御所というべきバンド。2000年代の洋楽をYouTubeで漁っていると大体「Chop Suey!」のpvが関連動画に出てくるから是非聴こう。浪人時代電車の中でよく聴いたな。他にも「出そ~だ~、出そ~だ~」の空耳で有名な表題曲「Toxicity」、映画「ペット」で使用された「Bounce」などが収録されている。


Finding Beauty In Negative Spaces/ Seether

南アフリカで結成されたポストグランジバンドとかいうパンチが強いバンド。多分ほとんどの人が知らないだろうが他のアルバムに再生回数1億回超えている曲もある世界的に有名なバンド。ジャケット写真は気色悪いので閲覧注意である。この収録曲でオススメが「Fake It」である。これぞポストグランジという曲。


The Sprit Room /Michelle Branch

Avril Lavigneと同世代の女性ロックシンガーの出世作となった一枚。Avril Lavigne好きなら是非聴こう。日本で有名なのは恐らくYUIがたびたびテレビでカバーしている「Goodbye to You」である。他にも「Everywhere」や、「All You Wanted」などがオススメである。


Believe / Celtic Woman

最後はバンドじゃなくケルト音楽グループ。「You Raise Me Up」はcmでも使われたり、番組のBGMとして使われたりとよく耳にする機会がある曲だ。他にも最後の転調が壮大でまるでミュージカルのような「The Sky and The Dawn and The Sun」等がオススメである。

えみ

Help!/ The Beatles

1965年リリース。時代を作ってきたビートルズのロックンロールをロックに昇華する過程の一作だと勝手に思ってる。Yesterday をぶっ壊すように入ってるDizzy Miss Lizzy(カバー)が最高。


Odessey and Oracle/ The Zombies

1968年リリース。ビーチ・ボーイズとビートルズの間とよく評されるけどそんなことはどうでもよくて、一曲一曲がいい。一曲目のCare of Cell 44ってのは彼女が出所する日を待ち望んで、一緒に暮らすの楽しみだねって言ってる曲。彼女なんの犯罪したのかすごく気になる。最後のTime of the Seasonは超有名。これだけちょっと他のよりモダンな感じでかっこいい。


Full Moon Fever/ Tom Petty

1989年リリース。昨年(2017)亡くなったトムペティの代表作。ジャケットが好きで聴きだしたけど、ポップでかっこよくてとても好き。いつまでも聞いてられる。海外ではラジオの定番だけど日本で知名度があまり高くないから是非ともみなさん聞いてください。


バンド・デシネ/ ドレスコーズ

2013年リリース。邦楽のアルバムでこれが一番好き、何よりも好き。全曲歌詞もメロディも編曲も最高。それしか言うことがない。


When I Was Younger/ Colony House

2014年リリース。CDショップで見つけて一耳惚れして即買ってから半年か一年弱毎日聞いていたアルバム。何がいいのか、何が他と違うのかわからないけどとにかく好き、心地いい。ポップで爽やか

水野

Joy Division/Closer

ポストパンクの原点にして到達点ことJoy Divisionのセカンドです。彼らの特徴である曲の暗さが本作では極まっており、開けっ広げに「死」の匂いが漂っています。Ian Curtisのバリトンボイスや、稚拙で単調な演奏もこのアルバムが持つ薄ら寒さに寄与しているように思います。ジャケットやエピソードも含めて、ある意味完璧なアルバムです。


R.E.M./Murmur

R.E.M.は、高1の頃に出会い、地味でつまらんなと思いながらも音楽通を気取りたくて聴き続けていたら、いつの間にかフェイバリットになっていたバンドです。かなり地味ではあるのですが、聴き込むほどに癖になるサウンドをしています。そして何よりも、地味な風貌の連中がこんな地味なアルバムを作ったのに、それがめちゃくちゃ格好いいということに魅力を感じます。


Elliott Smith/XO

Elliott Smithのささやくようなボーカルにはもの悲しさ、やりきれなさを感じていつも胸が締め付けられますが、彼はまた卓越したポップセンスを持っているので、辛くならずに最後まで聴き通すことができます。これといって革新的なことは何もしていませんが、誰かにとって大切な一枚になる、そういうアルバムなのでしょうね。


スピッツ/空の飛び方

スピッツは僕が音楽を聴き始めたきっかけであり、現在の僕の音楽的嗜好に多大な影響を与えているバンドで、どの曲も聴く度に込み上げるものがあります。言ってしまえばどれも傑作なのですが、このアルバムはとりわけノスタルジー指数が高く、歌詞の美しさも際立っていて、おすすめです。


サザンオールスターズ/世に万葉の花が咲くなり

サザンは僕が生まれる前から聴いていた(と思う)バンドで、サザンによって歌謡曲のスピリットを植え付けられ、特に桑田佳祐のあらゆるジャンルの音楽を消化して自分のものにしてしまうスタンスが、今の僕の雑食性を育んだのかもしれません。他のアルバムに比べブルージーで渋めな印象を受けますが、エロソング、社会風刺、ナンセンス、果てはサスペンス風の曲と、サザンの懐の深さが十二分に感じられます。もちろん、『涙のキッス』のような誰もが知る名曲もあります。日本を代表するバンドとしての風格を堂々と見せつけています。

ゆうほ

No More Stories Are Told Today I’m Sorry They Washed Away No More Stories The World Is Grey I’m Tired Let’s Wash Away / Mew

私が1番好きなバンド、Mewの5枚目のアルバムです(日本デビューからだと3枚目)。Mewというと少しダークで幻想的な世界観がフィーチャーされることが多いですが、このアルバムは独特なリズム感のリフが特徴の"Introducing Palace Players"や、サビで変拍子に変わる"Hawaii"など、変態的な部分が強く出ている作品だと思います。プログレッシブな楽器隊、複雑に絡み合うコーラスワーク、ボーカルの透き通った歌声が合わさった、キラキラした神秘的な音楽が魅力的です。


Loveless / My Bloody Valentine

これまで何度も書かれているし外そうかなとも思ったんですけど、このアルバムを聞いてギターを始めたと言っても過言ではないので挙げました。幻想的で浮遊感のある独特なサウンドに魅了されて、こんな音楽をやってみたい!と思いギターを買いました。シューゲイザーが好きになったきっかけの大事なアルバムです。


Whitenoisesuperstar / Astrobrite

初めて聞いた時CDが壊れてるのかと思いました笑 本当にとにかくめちゃくちゃノイズで意味わかんないなと思ってたし今でも意味わかんないなと思ってるんですけどなぜか定期的に聞いてしまいます。轟音が好きな人には是非一度聞いてもらいたいです。


EXIT / トクマルシューゴ

ポップでキラキラしていてどこか懐かしい音が好きです。おもちゃを実際に楽器として使っていて、いろんな音が聞こえてくるのでとても楽しい気分になれます。休日に1日かけて聞きたいアルバムです。

花澤

AM/Arctic Monkeys

イギリスはシェフィールド出身、現代のロックスターと言っても過言ではなかったAlex Turner率いるArctic Monkeysの5枚目。3枚目の"Humbug"から漂わせていたヘヴィネスと、4枚目の"Suck It And See"で存分に発揮されたメロウネスの集大成と言えるアルバムです。12弦ギターの響きやコーラスの多用によって重厚さに加えて色気までも感じられる”Do I Wanna Know?”やBlack Sabbathをオマージュした”Arabella”など、重くクールな曲が続く中で、”No1. Party Anthem”に垣間見えるAlexのロマンティックな一面に魅了されない人はいないでしょう。当時のAlexのルックスも、まさにこのアルバムから連想されるイメージと完璧にマッチしています。


…Like Clockwork/Queens of the Stone Age

ストーナーロックの雄と呼ばれたKyussのギタリストJosh HommeをフロントマンとするQueens Of The Stone Ageの6枚目のアルバム。アルバムを通して、低く重く、ゆっくりと響くギターリフが印象的ですが、Joshの艶のある声や、メロディアスなベースライン等によってどこか上品さも感じます。暗くゆっくりとしたギターリフにより、曲を聞き進めるうちにだんだんと気持ちよくなっていき、9曲目の”I Appear Missing”の終盤のジャムで爆発的な快感を覚え、最後の”…Like Clockwork”で現実に引き戻される…という最高の聴覚体験ができるアルバムだと思います。


Comedown Machine/The Strokes

僕がストロークスと出会った初めてのアルバムです。友達がLINE MUSICで設定していた”Tap Out”を聴いたときの衝撃は今でも忘れられません。”Tap Out”の、高音で怪しげに歌うボーカルや音数の多いギターリフ、コーラスで繰り返されるキーボードの音で作り出される不穏さがアルバム全体の雰囲気を決定づけています。特に、カッティングやパームミュートを効果的に使い、ダークな雰囲気ながらもダンサブルに仕上がっている”Welcome To Japan”は必聴です。Julianのフェードアウトしていくファルセットで終わりを迎える”Call It Fate, Call It Karma”は不穏さが漂うこのアルバムを美しく締めくくっています。


Turn On The Bright Lights / Interpol

ニューヨークを拠点とするバンドInterpolのデビューアルバム。Interpolはなんと言ってもリズム隊が素晴らしい。手数の多いSamのドラムに、Carlos(脱退しましたが)の唯一無二のベースラインが加わり最強のリズムを作っています。そのリズム隊に、このアルバム特有のメランコリックな雰囲気を作り出すギターコードの響きや、ボーカルのメロディーラインが重なると、なんとも言えない陶酔を味わえます。2018年11月の公演に行きましたが、曲はもちろん、メンバーの紳士的かつクールな佇まいも最高でした。フロントマンPaul Banksの私服がダサすぎるのは考えものです。


Nothing’s Carved In Stone /Silver Sun

ナッシングスを聴いてベースってかっこいいなぁと思いベースを弾くことに憧れるようになりました。このアルバムに入ってるPUPAって曲は高校受験の時に繰り返しずっと聴いてて、未だに辛い時に聴くと励まされます。えもい。


椿屋四重奏/薔薇とダイヤモンド

椿屋は至高。独特の雰囲気が好きです。尖った感じの曲も大人っぽい曲も全部好き。入試とか大事なイベントの前は椿屋を聴くとうまくいくので、多分椿屋には神通力があります。


いきものがかり/ライフアルバム

一番最初に好きになったバンドはいきものがかりだった気がします。いつ聴いてもいいバンドやし力をくれます。泣いちゃう。バイト中に聴いて感涙しかけました。EMにいる間にいっぱいコピーしたいです。


BugLug/G.A.G

ビジュアル系を好きになったきっかけのバンドです。これ聞けば大体どんなバンドか分かります。ビジュアル系って退廃的で暗いイメージを持たれがちだと思うのですが、BugLugは曲ごとに表情が全然違って明るい曲もあれば悲しい曲もあるし、ポップなものからロックなものもあって聴いてて飽きないです。ビジュアル系敬遠してる人も試してほしい。


東京事変/大人

色んなご意見があると思いますが私は大人が1番好きです。特に修羅場が1番好きな曲なのでNFでカバーできたのは感激でした。事変ってどのパートもエキスパートすぎてただただ凄いなって思います。もっとクオリティ高められるように精進するので誘ってください。来世は椎名林檎になりたい。


Bonded By Blood / Exodus

最強。


Killing Technology / Voivod

サイバー。


Pleasure To Kill / Kreator

超速い。


Dopesmoker / Sleep

聴く麻薬。


King Of The Road / Fu Manch

聴く砂漠。

井戸

The Beatles/Abbey Road

名盤の中の定番であるこのアルバム。ジャケ写は世界で一番有名といっても過言ではないでしょうか。僕の中学校では下校の時にGolden Slumbers→Carry That weight→The End→Hey Judeの順に曲が流れてたんですね。たぶんそれを三年間毎日聞いていたせいで、ほかにも名曲がいっぱいある中で僕の中でBeatlesと言ったらAbbey Roadのメドレーです。これを聞くたびに中学校を思い出しますね。


相対性理論/シフォン主義

僕は相対性理論のボーカルであるやくしまるえつこの中二病をくすぐる世界観がすごい好きで彼女が携わったアルバムの中からこれを選びました。このアルバムは彼女独特の声が歌詞、リズムとすごいあっていて思わず口ずさんでしまうようなフレーズがちりばめられています。何回きいてもいいですね。


Art-School/Ghosts&Angels

Art-schoolは今のところ僕の一番好きなバンドの一つです。このアルバムは初期のベスト盤で、彼ら自身も選曲に携わっておりどれをとってもいい曲がならんでいます。Art-schoolは決して技巧派ではなくボーカルの木下理樹もお世辞にも歌がうまいとは言えません。でも彼らがする演奏は不思議と心に残るんですよ。入門の一枚として是非お勧めしたいです。


Blue Sky Archives/Tripe A side

このバンドはもう解散しちゃったんですけどボーカルが現CHVRCHESのLauren Mayberryという人で、この人の声がめちゃくちゃきれいなんですよ。僕が今で生きてきて一番きれいな声してると思ったのがこの人で、初めて聞いた瞬間を今でも鮮明に覚えています。じゃあなんでCHVRCHESじゃなくてこっちを選んだかというとこっちのバンドのほうがあまりボーカルを押し出してないからなんです。うまく言えないんですけど、そっちのほうが好きですね。


Squarepusher/Ultravisitor

Squarepusherは基本的に打ち込みの人ですが自身も凄腕ベーシストとして名をはせており、このアルバムはその両方がいかんなく発揮されているまごうことなき名盤となっています。全編を通して飽きさせない曲構成となっており、何回聞いても飽きないアルバムです。高校の時は狂ったように聞いてましたね。いつか演奏してみたいひとナンバーワンです。

     
ひろこうじ

Extreme II: Pornograffitti(1990) / Extreme

Extremeの最高傑作と名高いこのアルバムは「ハードロックとファンクの融合」といった感じで、16ビートを取り入れたノリノリのロックナンバーがめちゃくちゃカッコいいです。あとハードな曲の合間に挟まるアコースティック曲もすばらしい。せっかくクオリティの高い曲が揃ってるのにNunoのギターテクばかりが注目されるのはもったいないよね。


Temple of Shadows (2004) / Angra

十字軍の遠征をテーマに宗教戦争がいかに無意味なものであるかということを描いた本作ですが、楽曲にしてもアルバム全体の流れにしてもとにかく完成度が高すぎる。メロスピ、プログレメタルを基調としながら随所に彼らの祖国であるブラジルの民族音楽の要素が織り込まれているのも面白いです。昨年Angraのライブを観に行きましたがそのレベルの高さに度肝を抜かれました。Kikoがいなかったのは少し残念でしたが…


L.D. 50 (2000) / Mudvayne

高3の冬頃ニューメタルがマイブームになっていた時期があってSystem Of A DownやKornなんかをよく聴いていたんですが、その流れで聴き始めて見事にハマったのがMudvayneです。このアルバムがリリースされた当時の彼らは見るからにイカれた集団ですが曲はアグレッシブかつテクニカルですごく良い、聴くと無限にアドレナリンが出ます。


Stadium Arcadium (2006) / Red Hot Chili Peppers

28曲も入ってるけど捨て曲なし。至高。レッチリ万歳。


9 (2005)/ ウルフルズ

邦楽からも1枚選んでおこうということで。世界で一番イカした関西人であるトータス松本が率いるバンド、ウルフルズの9thアルバムです。タイトル安直すぎ。でもトータス松本の才能を存分に楽しむことができるのはやっぱりこのアルバムじゃないかなと思います。特に「暴れだす」は歌詞、メロディともにグッときますね。最近ギターのウルフルケイスケが活動休止してしまってちょっと寂しい。

こっぴー

Shake Your Money Maker(1992) / The Black Crowes

ギターの悦び。脳みそからなんか出る。最高のロックバンドの最高のアルバム。人間だれしも潜在的にブルースが好き。眉間にしわ寄せて踊りながら歌う黒人女性のコーラス、ベルボトムに厚底ブーツ、ハードでサザンな乾き方したサウンドにパワフルな歌、ドラッグとラブとフリーダムのことばかりの詩。一方で明らかに90sのバンドの現代っぽさがあって、それが彼らの素晴らしいところ。


Fassion Nugget(1996) / Cake

ノリノリ。ドライでミニマル、けだるいトーン、キレのあるリズムで、いびつな男女関係を抽象的に歌う。いつでも聴けるしいつでも聴いてる。聴いた方がいいよ。2曲目The distance、女に実力を示して気を引こうと病的に働き続けた男の歌。彼女を放って働き続けたせいで、最後には愛想を尽かされ、積み上げたキャリアの上に独り。11曲目Nugget、シャットザファックアップ!を連呼する歌。歌詞が汚いからパパママは子供にこの曲を聴かせないよう注意しているらしい。もしくは泣き止まない赤ん坊に聞かせてあげるらしい。


Myths of the Near Futur(e2007) / Klaxons

ノリノリ。暴力的なサウンドと、綺麗な裏声のコントラスト。ストーンローゼスによる脱構築を忘れたブリティッシュロックにもう一度ダンスを。このアルバムにおける詩は直接的に意味を伝えるというよりはサウンドと共に毒々しいコラージュを形成している。40分間にわたって広がる、レーザー照明とドラッグと性欲とサイレンと神話が混ざった世界。そんなクラクソンズワールドを包むジャケットも、これまたコラージュで、中身にそっくり。2曲目Atrantis to Interzone、"Interzone"はジョイディビジョンが同名の曲で引用した文学作品の架空の都市と同じもの。暗闇の中にぐねぐねした光の線が浮かび上がるMVにも彼らへのリスペクトが現れているのかもしれない。そういうところも好き。

あまね

Wowee Zowee / Pavement

"Maybe, someone's gonna save me"
無駄にしっとりした曲と、謎のハイテンション曲があり、飽きない。飄々とした雰囲気で、投げやりと見せかけて、計算高い、でもバカ。無意味な奇声を聴いていると、全部どうでもよくなってくる。捻くれ者とダメ人間諸君に是非聴いていただきたい。Pavementのアルバムは5枚全て名盤。(1995年)


とどめをハデにくれ / The ピーズ

「流されて、クタびれて、今さら世間体もクソもないわ」
自意識過剰、自暴自棄、自己嫌悪。ロックンロール。2. 好きなコはできた、3. 日が暮れても彼女と歩いていた、4. みじかい夏は終わっただよ、と続き、ラスト、7.手おくれか、8.日本酒を飲んでいる、9. シニタイヤツハシネ~born to die の流れは本当に素晴らしい。夜な夜な酔っ払って弱音とゲロを吐いているカスは聴きましょう。(1993年)


宇宙 日本 世田谷 / フィッシュマンズ

「死ぬほど楽しい毎日なんてまっぴらゴメンだよ」
世の中にはたくさんのものや情報が溢れていて不安になるけど、本当に必要なものってあんまりないなと気付かされます。未来のことは何もわからないけど、明日に頼らず暮らせればいい、そんな気持ちになるアルバムです。鴨川を散歩しながら聴くのが好きだ。(1997年)


東京 / サニーデイ・サービス

「いつでもいろんなことに夢中になったり飽きたり」
よく晴れた日はそれだけでいい気分になって妄想が捗ります。毎年、春になると聴きたくなる。寂しくなって街をぶらついたり、恋をしたり、遠くの友達に電話したり。(冴えない)若者たちのアルバムです。垢抜けない演奏がまたいい。コーヒーと恋愛が共にあれば素敵だと思いませんか。(1996年)


A Catholic Education / Teenage Fanclub

"I'll never know which way to flow"
2. Everything Flows は永遠の名曲。どこか達観したような内向的な歌詞-焦燥感や虚無感、ときに甘い感情-が、ディストーションギターと美しいメロディに乗って、ヘロヘロと歌われる。優しくて切なくて泣きそうになります。全てがアホらしくなったら聴こう。青春の一枚。いつかGlasgowへ行ってみたい。(1990年)

 
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